自宅・お花見&BBQで!焼こうぜ串もの!!<焼き鳥の作り方>

実際に作ってみよう!

さて、ではこれらから早速焼き鳥を作ってみましょう。焼き鳥屋さんでかつて働いていた当ブログの関係者(おににぎ)監修の下、作業をすすめて行きます。


まずは道具の準備。上の画像が概ねの道具と材料です。
お皿は肉を刺した串を置くものと、切った肉を置いておく皿(又はボウル)をそれぞれ用意したほうがいいとおもいます。また、作業を始める前にまな板や包丁は念入りに除菌を行ってください。


なお、作業中はエンボス(使い捨てビニール)手袋をはめたほうが手に匂いもつかないので買っておくと便利です。

ちょっとポイント:実際の焼き鳥屋さんでは、エンボス手袋のうえに更に洗った軍手をつけます。今回は作業の都合上つけていませんが、軍手を使うことでビニールが破れるの防ぐとともに、体温で肉が必要以上に温まるのを防ぎます。

さて、では準備ができたらお肉を一口サイズに切っていきます。なお、今回は鶏モモ肉を使用しています。特に下処理などはいりません。


画像を参考に、概ねの目安は15mm~20mm幅くらいでしょうか。


また、お肉から余分な皮と脂をはぎます。画像でいうと赤枠の部分です。皮は全て取り除く必要はありませんが、刺す時に刺しやすいよう切り取ってください。ただ、この切り取った皮の部分は後で使いますので、ひとまず捨てないでください。

ちょっとポイント:ネギまを作る際は太すぎず細すぎないネギを使います。細すぎると焼け落ちてしまい、太すぎると表面が割れます。目安的には細めの親指サイズくらいです。また、ネギまの場合は胸肉を使うこともあります。


では、いよいよ肉を刺していきましょう。刺す時は串を画像のように保持して、まな板に押し付けるように刺していきます。

記事の冒頭でも少し述べましたが、串に刺す際はちょっとした技があります。普通に刺しただけではグルグルお肉が回ってしまうので、画像のように波縫い状に刺していきます。(わかりづらい画像!)

実際にやってみましょう。まずは普通にぶすりと刺します。

続いてお肉の先端を手前に寄せるように持上げます。

そのまま押し込んで画像のように折りたたむように波縫いにします。

同じようにお肉を刺していきますが、途中、さきほど切り取った皮の部分を、1本につき1つか2つほど、適宜お肉とお肉の間に入れることで脂の旨味が出て焼き上がりが美味しくなります。まずは画像のように皮の端に串を刺します。

 

今度はひっくり返して、波縫い状にもう一度刺します。

再度ひっくり返して更に波縫いで刺します。概ね肉の間に収まる形になるまで繰り返しますが、大体2~3回波縫いすれば収まるかと思います。

最後に手で軽く形を整えます。あとは再度残りのお肉を刺していきます。

刺し終わったら計量! 1本あたり43g~45gにするとちょうどいいサイズになります。

できました!! っと、ここまでばばっと書いてきましたが、やってみるとなかなか難しいですね。画像右は、私(こんぶ)が刺したものですが、なんか不恰好ですw

この日は20本ちょっと刺しましたが、所要時間は45分ほどでした。

ちょっとポイント:本当は焼き鳥屋さんでは1時間に150本ほど刺すらしいので、今回の作業はかなりゆっくりでした(笑 しかし初めのうちは1時間に20~30本程度で考えていたほうがいいと思います。

 

さて、刺しが終わったら、今度はタレ作りです。塩で焼いても美味しいですが、今回はタレもつくってみましょう。使うのは「醤油:砂糖:みりん:酒」で、分量は5:3:1:1です。量は焼き鳥の本数に応じて調整してください。

上述の調味料をフライパンに全て入れてお酒とみりんのアルコールが飛ぶまで軽く煮詰めます(3~5分くらいですかね)。ちなみに煮詰める時間が長くなるほどタレは濃く、お肉に絡みやすいタレになりますが、やりすぎるとコゲてしまうのでほどほどにしましょう。

ちょっとポイント:タレを絡ませる時は、刷毛で塗るかお皿にタレを広げてくるくる回して絡ませます。たくさん作る時は、深めの紙コップのなかにタレを溜めて、ドボっとつけると楽ちんです。

 

さて、タレ絡ませたり焼いて行きます。本当は焼台があれば一番いいですが、おそらく焼台のある御宅は少数派であると思いますので、今回は自宅の魚焼きグリルで焼きます。

大体、中火で片面10分ほど焼きます(両面焼きの場合は15~25分)。

焼きあがったらお皿に移して完成! 何とか焼き鳥の生産に成功しました! 簡単に見えてなかなか時間がかかりますねえ(笑 自宅でやるのも楽しいですが、バーベキューで炭火でみんなで焼いても楽しいかもしれませんね~

以上で作り方は終わりですが、最後に焼き鳥生産時の注意事項です。もう少しで終わりですので、どうぞ最後までお読みいただけると幸いです。

 

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