撃って爽快!当たって痛快!!<クレー射撃!>

目次

鉄砲(猟銃)についての注意

晴れて猟銃免許を取得し、クレー射撃を始められたのはよかったですが、鉄砲というものはひとつ間違えれば大惨事を招くと共に、取り扱い次第で図らずして犯罪者になってしまう可能性もあります。

そのため、ここでは鉄砲の取り扱いと、猟銃免許を取得するうえでの注意事項をいくつか挙げておきたいと思います。




1.手続きはすべて平日の昼間

cs44

猟銃取得に際して一番ネックなのは手続きが平日かつ警察署の開署時間内しかできないということ。書類の提出先は居住地を管轄する警察署ですが、住民票などの取得は各自治体の役場へ行かなければなりません。

2.欠格事項について

cs45

猟銃の所持許可の取得にあたっては、銃刀法第5条のなかでいくつかの欠格事項が定められています。例えば覚醒剤中毒者はもちろん、住所不定の場合も所持できません。また凶悪な前科(銃の不法所持や殺傷害事件など)がある場合は、少なくとも一定期間が経過しないと所持できません。これらの他にも色々な事由が挙げられていますので、取得を考えられている方は一度法文に目を通したうえ、最寄りの銃砲店・警察署にご相談ください。

3.鉄砲の取り扱いには細心の注意を!

cs029

晴れて猟銃免許取得できても、猟銃の操作や取扱いを間違えれば免許取り消し処分のうえ半年近い努力が水泡に帰すばかりか、下手をすれば逮捕される可能性さえあります。あたりまえのことですが、移動時はガンケースにいれる、銃口は人に向けない、射撃時以外は弾を抜く、など色々な安全策はあると思いますが、初心者講習や射撃教習で教わったことを復習するのはもちろん、疑問点があれば積極的に銃砲店へ相談するべきです。
また、前ページにも書きましたが、射撃場や猟場でのマナーにも色々差異がありますので、他のひとの動きをよく見て、郷に入っては郷に従う精神が肝心です。

 

実包等の管理台帳について

cs46

現在では猟銃所有者は、自身の実包(弾)の受領と消費を適切に管理することが義務付けられています。その為、鉄砲の弾を管理するための台帳と、併せて受領消費を疎明する書類(レシート等)を最低3年間保存する義務があります。

当サイトではエクセルベースで実包を管理すための台帳を公開しましたので、このページ下部の「ダウンロード」よりご活用ください。なお、台帳の改変等は自由に行っていただいて構いませんが、再配布される際は、ずずなし通信著作の旨と当記事へのリンクをお願いします。

 

困った時はお近くの銃砲店へ!

当記事内にも度々出てきます銃砲店ですが、鉄砲の購入はもちろんのこと、免許の取得までの助言やマナーのレクチャー、またクレー射撃・狩猟のイベント情報も教えてもらえるので広く活用させていただきましょう。最後におすすめの銃砲店の情報として、神奈川県相模原市緑区にある「株式会社 コサカ」さんをご紹介します。

cs038
店舗名:株式会社 コサカ
所在地:相模原市緑区(Google Map)
豊富な鉄砲の在庫もさることながら、猟銃免許の取得やイベント情報などなど、店長さんをはじめとして皆さん大変丁寧に教えてくれます。もちろん鉄砲だけでなく備品・消耗品の在庫も豊富なので、突然の入用の際にもぜひぜひご利用ください!!
cs040

商品在庫豊富!

cs039

お茶飲み場もあります。

以上、第1回からなかなかヘヴィーな記事になってしまいましたが、最後までお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。また記事の執筆にあたりご協力を賜りました皆様にもこの場を借りて併せてお礼を申し上げます。次回の<週末ずずなし倶楽部>は、……何か取り上げます!(未定)

(執筆者:こんぶ 取材協力:株式会社 コサカ 様、株式会社 神奈川大井射撃場 様)

 

■ 外部リンク

・㈱コサカWEBサイト
・㈱神奈川大井射撃場WEBサイト
・神奈川県警(様式一覧)

■ ダウンロード

・猟銃免許取得行程表
・必要書類一覧表(チェックシート)
・実包管理台帳(エクセル版)
・実包管理台帳(PDF版)



1 2 3 4 5